西口開発は多くの問題を抱えています。ここでは住民訴訟の進捗状況などを中心に、西口開発の問題点を記していきます。

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裁判の報告会をしました

 4月4日に福祉交流センターで西口裁判の報告会を行ないました。その日は取手市長選の公開討論会の日で、開催時間もぴったり合ってしまったため、報告会の参加者は20人弱となりました。原告団長が挨拶し、そのあと大久保弁護士から裁判の経過と争点について説明していただきました。

 大久保弁護士は、初めての参加者のことも考えて、9回おこなわれた裁判の経過を報告し、そのあと現在争われている争点の説明をしてくれました。争点は大きく3つあります。

裁判の争点
①談合疑惑
 取手市と松本眼科との間において、土地購入の応募者未定の段階で談合があったのではないかという談合疑惑
  これについては、平成23年8月10日に市の担当課同士で事前協議が行われた記録(←青字をクリック)が残っています。被告によれば、この協議は、「自転車駐輪場の出入口を、道路交通法に基づく道路と位置づけることの可能性について協議したもの」とされていますが、この段階では、まだ松本眼科がこの土地を購入してビルを建設するということは決まっていませんでした。公有地売却の公募も行われていなかったのです。
 それにもかかわらず、この協議の議事録を見ると、地下は自動車駐車場とすることが前提とされています。実際松本眼科は、後に地下を駐車場とする計画を立てて公募に応じています。これは、取手市職員が、事前に松本眼科の計画を把握していたと見るしかありません。更に、議事録では、「自動車駐車場の出入口部分は市道として扱う予定」という記載もあります。訴訟の中では、被告は、前述したように、自転車駐車場と主張していたのです。しかし、この議事録では自動車の駐車場として協議しているのです。議事録に貼付された図面にも、車の絵が書いてあり、自動車の駐車場として考えられていたことは明らかです。
 そして、その進入路は専ら売却予定地(松本ビル建設予定地)の方を向いており、市が建設を計画していた自転車駐輪場の方へは向いていないのです。

 このように、平成23年8月10日の事前協議の段階で、明らかに自転車駐輪場のことなどではなく、地下の自動車駐車場への出入口を市道にすることについて協議を行っているのです。
 つまり、この時点で、取手市は既に松本眼科の計画を把握し、松本眼科が本件土地を利用しやすいように便宜を図る事を目的として、事前協議を行っていたとみるほかありません。

②取手市が依拠する村上鑑定士による土地の鑑定評価のずさんさ
 不動産鑑定書を作成するときは、不動産鑑定評価基準に準拠しなければならないと決まっているにもかかわらず、この基準に準拠していない評価書を発行しているのです。

③盛土工事の必要性について -松本眼科への利益供与ではないのか-
 端的にいうと、盛土は松本眼科が造成工事を必要としていたからであると言わざるを得ません。すなわち、バリアフリー法が要求する傾斜路の勾配の基準を満たすために、本件土地の地盤を底上げしたにすぎないのです。準備書面で「盛土は駐輪場計画にあわせた」と言っていますが、駐輪場部分は盛土せず、医療ビル建設予定地だけを造成したのです。このとこからも被告の主張は破綻しています。

裁判の今後の展望
裁判が大詰めを迎え、書面のやりとりだけでなく、真相解明のためにも、傍聴者のためにも裁判のハイライトである証人尋問を申請しました。

 私達の住民訴訟で訴えたいことの本質は、売却価格が適正か否か、という点だけではありません。そもそも、不透明な行政運営自体こそを問題にしたと言えます。そこで、藤井市長を証人尋問の場に引き出すことが1つの大きな目標となります。

この報告の後参加者との質疑応答。初めて参加したという方からいろいろな意見が出ました。

 質疑応答のあと、「取手駅西口開発の住民訴訟をすすめる会」の代表だった石井喜久雄氏が昨年亡くなられたので、その後任として新しい代表を選出し、新代表は畑千恵子氏に決定しました。
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[ 2015/04/09 16:32 ] 活動記録 | TB(0) | CM(-)

裁判報告会を開きます

来たる4月4日(土)に下記の通り報告会を開催します。
市民の皆さま多数ご参加ください。
弁護士の先生が経過や争点について解説してくださいます。

  
  日時  4月4日(土) 14:00~16:00
  場所  福祉交流センターホール
        (市役所敷地内 
        ☎72-0603社会福祉協議会)
  内容  原告団長挨拶
       弁護士解説  経過・争点など
       質疑応答
       会計報告


[ 2015/03/27 11:59 ] お知らせ | TB(0) | CM(-)

ニュースレターVOL.7をを配布しています

 ブログの更新を大分サボってしまいました。裁判の経過を書くべきだったのですが、準備書面の交換のみが続き、それを細かく書くのはなかなか難しかったからです。
  前回の裁判で証人尋問の申請をしました。そのことを書いたニュースレターを現在配布中です。是非ご覧ください。市内全域にまで配布できずにいますので、配布されないけど読みたいという方は当方までご連絡下さい。郵送などの方法によりお届けいたします。
 連絡先メールアドレス  kmariko2013@jb4.so-net.ne.jp

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[ 2015/02/23 13:53 ] ニュースレター | TB(0) | CM(-)

ラウンドテーブル

 今日は第7回目の裁判でした。原告5人が参加しました。今日の裁判はラウンドテーブルという方式です。大きなテーブルの中心に裁判官が座り、裁判官をはさんで原告側と被告側が向き合って座ります。私達は原告なので、傍聴席ではなく原告側代理人である弁護士の後ろに座りました。被告側は代理人弁護士1人でした。被告側の傍聴に市の職員が2名来ていました。今日は議会中のため部課長ではなく一般の職員です。

 ラウンドテーブルでは、いつもの裁判より自由に話す感じがしましたが、結局準備書面の提出と今後の見通し、次回の予定などが話し合われただけでした。裁判長は次回結審も含めて裁判所の判断を示したいと言っていました。私達はこのまま結審してしまったのでは不十分だから証人喚問を要請しようかと話し合いました。証人喚問を申請しても裁判所が必要性を認めなければ尋問は出来ないのですが、とりあえず申請はしたいと考えています。

原告団では今日第4準備書面と第5準備書面を提出しました。これらは主に被告側の第4準備書面に対する反論です。被告側は歩行者デッキを鑑定に入れることの不当性を述べてきましたが、当方はあくまでも「不動産鑑定評価基準」に則った評価をしていることを述べ、被告側の矛盾をつく主張をしました。

 また、公募した土地への進入路として公募以前から検討していたであろう証拠の図面を示して、対象地の造成の不当性を主張しました。被告側は「駐輪場への安全な進入路を確保するために造成が必用だった。駐輪場部分だけ造成すると公募地との段差が出来てしまうので擁壁をつくらなければならなくなる。擁壁を作った後に公募地の造成をすると擁壁工事がムダになるので、一体的に造成した」と主張してきたのですが、実際は公募地のみ造成して駐輪場用地は造成していないのです。私達原告団はこの場所を何度も見に行っているので、どうしてこんなバカバカしい嘘をつくのかと、おもわず笑ってしまったほどです。この件に関しては相手方の主張のデタラメさをきっちりと指摘しました。

 このような当方の第4,第5準備書面に対して被告側は反論ができるのでしょうか?

次回の裁判は裁判所の夏季休廷もあって、暫く先になりました。9月19日(金)の午前11時からです。



[ 2014/06/09 23:29 ] 報告 | TB(0) | CM(-)

報告集会

 報告が遅くなりましたが、5月18日の集会のようすをご報告します。

 当日参加者は41名でした。会員以外の参加者も10名ほどあり、そのうちの4名が入会してくれました。参加者の関心は不動産鑑定の不当性と今後の裁判の行方にあったと思われます。市側の不動産鑑定の不当性については、(株)よつば鑑定の北川鑑定士が説明をされました。鑑定評価の基本は「不動産鑑定評価基準」(国土交通省発行)に則った評価でなければならないこと、市側の鑑定はそれを逸脱していることなどが説明されました。
 
 市の委託した村上鑑定士は歩行者デッキを鑑定の際に考慮しませんでしたが、(株)よつば鑑定では歩行者デッキの建設を考慮して鑑定しています。ここで評価額がかなり異なってくるのです。鑑定時点では歩行者デッキは出来ていませんでしたが、歩行者デッキができることはほぼ確定していたので、こういう場合は鑑定で考慮するのが当然であるというのが(株)よつば鑑定の見解です。

 できれば同業の不動産鑑定士の批判はしたくないとのことでしたが、村上鑑定士の鑑定は矛盾だらけで、不動産鑑定評価基準に則っていない部分が多々ある以上、批判せざるを得ないというスタンスだったと思います。

 続いて大久保弁護士が裁判の争点と今後の見通しについて話されました。
裁判の争点は大きく3点に絞られつつあります。
 1.取手市と松本眼科が、土地購入の応募者未定の段階で談合があったのではないか、という談合疑惑
 2.取手市が依頼する村上鑑定士による土地の鑑定評価のずさんさ。
 3.医療モール建設地の造成は必要最小限のものなのか、利益供与はないのか。

1.の談合疑惑について
 平成23年8月10日に行政内部の事前協議を行っているが、被告は「自転車駐車場の出入口を、道路交通法に基づく道路と位置づけることの可能性について協議した」と主張している。しかし、この協議の記録では、地下は自動車駐車場とすることを前提としており、医療ビル建設予定地の方に向けて自動車が入っていく絵が書かれている。この段階では、松本眼科が土地を購入してビルを建設することは決まっていなかったが、実際、松本眼科は後に地下を駐車場とする計画を立てて公募に応じている。

2,の盛土の必要性について
 バリアフリー法が要求する傾斜路の勾配基準を満たすために底上げをしたと考えられる。つまり松本眼科が造成を必用としていたから市が造成してやったと思われる。この件に関して、被告は「自転車駐車場への進入路を整備するために盛土工事をする必要があった」と主張しているが、現実には自転車駐車場部分への盛土は行われておらず、医療ビル部分だけ盛土している。

以上のような問題点が明らかになってきました。今後は書面の応酬だけでなく証人喚問も視野に入れて訴訟を進めていくことを考えていると話されました。

 
[ 2014/06/07 23:01 ] 活動記録 | TB(0) | CM(-)


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